自粛か缶詰かいずれも自主的に

昨年末の二年ぶりの帰国からLAへ戻って間もなく、ぼくはすぐに台本を書き始めた。一歩も外へ出ない、まるで外出禁止令を浴びたような時間が2月末まで続いた。新しい作品は当然のように別世界へ僕を連れて行く。そこは肉体のある生活圏とは逸脱しれた無制限で無軌道な世界だ。まさに自由を手に入れたとはこのことだろう。朝となく夜となく浮遊するように僕は書き続けた。物語の内容には触れることはできない。けれど、それは見事に発掘することのできた大発見であることは確かだ。


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